僕が誰であるかなるべく特定されないために少しぼかします。
僕は大学、もしくはキャラクターマン講座の生徒でした。
そして既に雑誌などに漫画が掲載されている状態でした。
その「既にキャリアがある」という一点だけで、わざわざK池先生から電話がかかってきました。
「内弟子っていうのもあるんだけどね。良さそうな人にだけ連絡している。」
???でした。
話の内容は、
①内弟子から月謝等はとらないし、各種講座は出入り自由になる
②週一度のペースで原稿を見てもらえるし、アイデアを出す手伝いもしてもらえる
③月に生活費を支給する
④生活費は「預かり金」の金額次第である
⑤預かり金は、デビューさせた内弟子が〆切を守れずに逃亡したことがあり、
小池書院からそれはどうにかしてもらえないかと言われたために
逃亡しづらくなるように預かるものである
⑥預かり金は80万〜200万と3段階くらいある
⑦預かり金は内弟子を卒業したら返却する
僕にはにわかには信じ難く、小池先生は即答を期待していたようでしたが、僕には判断ができませんでした。
すると、
「とにかく会おう」
と強く仰るので、偉い方からお声がかかったことに舞い上がってしまっていた僕は二つ返事でその週に東京へ行くことにしました。
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